よく漫画でパロディするよね？
ギャグ漫画でガンダムの名シーンを
パロってる奴とか。
本作はコメディ映画内で「リング」を
パロディとして扱う2次創作みたいなもんです。
お笑い番組の寸劇みたいなノリで作った
パロディ映画と同じ品質です。
最悪なのは「怖くもないしかといって笑える
わけでもない」こと。
変な動作で無理やりキャラづくりしたヒロイン
小芝風花が耳の横で手をパタパタ(笑)
まるでSPECの当麻みたいに能力発揮時の
トリガーにしてるみたいだけど、IQ200が
全く実感できない「一休さん」みたいな演出(笑)
うざキャラの王子のシーンはほとんど飛ばし見。
KENSHINのわざとらしいオーバーな演技も邦画
独特で、こういう大根芝居しないと俳優として
起用されないのかという邦画界への杞憂さえ感じる。
あと寄って来る貞子の化身（？）が顔を青く
塗っただけの健康そうな一般人が首をカクカク
とか笑っちゃう。あれ、怖がらすための演出なの？
とても演技なんて言えない演出。
白眼にして透過処理するとかもちょっと金かけろよ。
韓国映画のゾンビの方がよほど怖い。
そして「貞子」。白眼が薄いんだよ！
そんでもって今回の貞子はお尻が大きくて
四つん這いがエロいんだよ(笑)
貞子は痩せて蛇みたいにぬるっと出てくるから
怖いのにあんな大袈裟な振り付けは不要。
むしろ大袈裟な演技に笑ってしまう。
まー全体に言えることは光の使い方が下手すぎ。
初代貞子の怖さはあの人間離れした手足の動き
に集約されているんだな。確かバレエ経験者が
やったそうだが実際に関節の可動域が広い人の方が
「不自然な動き」が恐怖感を本能に訴えるんだな。
結論から言うと「クソ映画」です。
大の大人が集まって大手メディアが製作し、お金取る
映画ではありません。
怖さのクオリティだけなら「あなたの知らない世界」
の再現ドラマや「本怖」の吾郎さんの再現ドラマの
方がまだ怖い。
最後にせっかくヒロインに小芝風花使ってるのに
水着もミニスカも衣装に無いというのは監督が無能。
怖くもおかしくもなく小芝の可愛さも半端＝駄作決定。
