花梛

リボルバー・リリーの花梛のレビュー・感想・評価

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)
3.2
大正の終わりから昭和の始めの設定。
幣原機関というスパイ養成機関のエリートで現在はスパイ稼業から足を洗っている小曾根百合が事件に巻き込まれる、というアクション映画。

ずっと画が決まってたので意外と最後まで眠くならずに観られたのだけど、なんか全体的にダサかった。
「美しき女スパイ」にはもうアイアンマン2で出会っていて、あれから何年だい?という気持ちになるし、訓練を受けているスパイなのに同時に弾切れ起こして同時に弾込めてるし前に飛び出すときにカバーもしないし、行田から玉の井までどうやって移動したか謎だし(高崎線はあるがまだ行田駅は影も形もないので熊谷まで戻ったのか鴻巣まで行ったのか、はたまた秩父線で羽生?そこから乗り継ぎ?そのルートもめちゃくちゃ歩くのでは?そもそも駅とか見張られてて乗れたんか?それで翌日に着いてるとかどういうこと???)、撃たれまくり刺されまくりで戦えるか……!?それなら最初からもっと「この作品はワイスピと同等のリアリティです」とはっきり描いてくれないと……。
あと少年の年齢も設定上無理があるよね。これほんとに原作面白いの?って思いながら見てたけど原作は面白いらしい。それがどうしてこうなった……?
花梛

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