5か月前には おぞまし過ぎるサイコなキラーだった阿部サダヲが、まったくイメージの違うキャラクターとしての主演作でして。
今作では爪は剥ぎません。
そんなことはさておき、あまり明示されてはいないようですが、今作には原作…元となる作品があるのですが。
それが2015年1月に日本公開された『おみおくりの作法』というイギリス・イタリア製作の映画で。
わたくしはそのタイミングで鑑賞しておりまして。
地味な作品だし、決して大きな話題にもなってはいないのものの、多くの人にすすめたくなる、胸に残る一本だったんですよね。
そんな作品をそのまんま“リメイク”ということではなく、原作としてオリジナルな味わいを加えての創作となっています。
と言っても 基本的な展開・流れは原作のそれとほぼ同じで。
それは 切なくもあたたかいラストにも言えることで。
ただ免疫（？）があったせいか、今作に限って言うならそんなに…という感じではなく。
『おみおくりの作法』を見た際の「うわぁ…」という感覚とはちょっと違ったかも。
どちらが上か下か、好みか否かはそれぞれとして。
ちょっと『おみおくりの作法』をもう一度見たいなと思いました。
