これは凄い。そんな映画だと思わなかった。
輪廻転生で凄まじい周期で生まれ変わる瑠璃(大体、有村架純)が目黒蓮と出会う為に何度も青森県出身の人たちの家庭に生まれ直すという、SF?スピリチュアル?な映画だったとは。
ツッコミ所は色々あるのだが、特に思うのは、誰も彼も何故こんなにも生まれ変わりを信じてるのかがサッパリ分からない。田中圭にいたっては2周目の瑠璃が歌っている歌が1周目の瑠璃が歌っていた歌と同じというだけで、「彼女は瑠璃の生まれ変わりに違いない！」と確信するというもの凄い直感力を発揮していた。
ネタバレがどうこうという映画ではないと思うが、まぁ今作ハッピーエンドで終わる。わけだが、冷静に考えてそれ大丈夫なのかと思ってしまった。絵面的には目黒蓮と有村架純になってるわけだが、現実としては、、、ねぇ？w相当怖いなぁと思って、感動なんてしている余裕はなかった。
なんとなく観てる時は「ゴースト/ニューヨークの幻」とか「タイタニック」とかが好きな人は好きそうだなぁと思った。ただ、大泉洋がほぼ貰い事故で可哀想過ぎるし、「子供はね、親を選んで生まれてくるの」とかいう唐突なホラー発言があったり、最終的な絵面を考えさせられたりと、どのラインで感動したらいいのかがさっぱり分からない、寧ろ恐ろしい映画だなぁと思った。
