やりたい事自体は面白いと思ったのだが、やっぱりエッジの効かせ方が甘いと感じた。
濱口竜介監督は前作の「ドライブ・マイ・カー」に引き続き2作目の鑑賞なのだが、一貫してキャストに棒読みをさせる事で観客の解>>続きを読む
これは素晴らしかった。
大傑作でしょ。何故こんなに客がいないんだ....(泣)
筆者にとっては前作「屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ」が最高過ぎたファティ・アキン監督の新作という事で行かない理由がな>>続きを読む
なんだろう...。
まず、61分の作品2本を同時公開するのであれば、2時間2分の2本立てとして公開する事はできなかったのでしょうか?というのは思わずにはいられないですね。それができないなら、せめて60>>続きを読む
面白かったのだけれど、これはなんだろう。
ロバ視点の映画って事で、「ブレッソンの中でも、とっつきやすそうだ」と思って観たのだが。まず、とっつきやすくはない。w
絵としてずっと観ていられてしまうという>>続きを読む
ノーラン監督という事で、流石真面目な映画を作ったなぁと思いましたね。
原爆という題材に対して、科学の進歩を探究するという未知への挑戦のワクワク感をちゃんと描きながら、同時にそれによって生み出してしまっ>>続きを読む
筆者は原作を5巻くらいのあたりで挫折したのですが、それくらいの目線の人間としては、後半の知らない話が出てきてからが面白かったです。端的な事としては、この映画の問題は原作自体の功罪だろうなぁというのが前>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
※話を説明しようとすると、ネタバレを避けられないためネタバレ表示。
大変清々しい映画でした。
とにかく「聖なる鹿殺し」でバリーキヨガンが好きになった人には堪らないんじゃないかというくらい、バリーキ>>続きを読む
これは素晴らしかったですね。
バヨナ監督は「怪物はささやく」が本当に好きで、賛否両論の「ジュラシックワールド/炎の王国」も怪物愛のある人ならではのアプローチが個人的には好きだったというのがあり、今作も>>続きを読む
面白くはあったんですが、良くも悪くも綺麗に整備され過ぎてる感じというか、お行儀の良さが逆に臭かった。「合理的判断」と「不幸に対する共感」はどちらも大切にされなければいけないというメッセージ自体は賛同し>>続きを読む
面白く観ました。
ただ、両手を上げて褒められるかというと、言いたい事はあるなぁと。
先に良かった所を挙げると、ボーの恐怖心と罪悪感から起こる過剰な不幸描写というのは大変滑稽だった。一人称タイプの映画>>続きを読む
本当に素晴らしかった。
どう良かったのかをちゃんと書き起こせるのかが、本当に自信が無い。
端的に言えば、「ビクトル・エリセって本当に映画が好きなんだなぁ」というのがしみじみ感じられたのが良かったの>>続きを読む
素晴らしかった。
これが今年ベスト1映画で良いんじゃないだろうか?(いつの映画だよ!w)
基本的にはトーキングヘッズのライブ映像と言えば、あらすじとしては終わってしまうわけだが。w
とにかく驚いたの>>続きを読む
面白かったが、
映画としては、まぁ普通という印象。
フランス革命のイメージがベルばらしかない筆者としては、ジャンヌ・デュ・バリーを主役として描くとこうなるのか、みたいな所は面白かった。ベルばらではア>>続きを読む
これは素晴らしかった。
ヨルゴスランティモス監督作という事で、私としてはやたら下からのカメラワークとか、魚眼魚眼な歪な美しい画面を見せられただけで「よ!ありがとうございます!」という感じで高評価な気>>続きを読む
これは素晴らしかった。大傑作。
人気なのは風の噂で聞こえていたが、まさかここまでとは。
どうビックリしたかというと、物凄く不快な映画だったのだ。アニメの妖怪退治もののイメージで育ってきた筆者としては>>続きを読む
いやぁ、しみじみ良い映画だったなぁ。
ロシアのウクライナ侵攻が背景で起こっている、まさに今を舞台に、至って普通な主人公2人の日常と恋愛が描かれる。その描写は、観客である筆者の日常感と地続きであると同>>続きを読む
まず、面白かったです。
これだけは確かで、普通におすすめな映画です。
とにかく役者さんがみんな良くて、特に主役の2人が本当に観てて楽しい。綾野剛はすっかりヤクザもんが板についており、会話中の微妙な(信>>続きを読む
凄え、幸せな気持ちになった。
「ビルとデッドの時空旅行」は映画館で観ていて、いつか前作も観たいなぁと思って何年も経ってしまっていたが、ようやく観た。
とにかくタイムマシン系で言われるSF的矛盾を片>>続きを読む
おそらくファンのみんなは、最後の1st Liveで擁護的になるんでしょうが、そこまで制作陣を甘やかす気にはなれない。最後の2〜30分で5,700円を善しとできると思ったら大間違いです。(勿論、こうなる>>続きを読む
2024年の初映画。
面白かったですねぇ。
流石、ヨルゴス・ランティモスと言わんばかりの上から見下ろしアングル、下から見上げアングルのカメラワークが終始映画全編を不安定にさせるために効果的に働いてい>>続きを読む
2024年の映画館1本目。
(ちなみに初映画は「聖なる鹿殺し」。面白かったねぇ。)
1955年の黒人少年のリンチ虐殺事件とその裁判を映画化した作品。
事件自体の悲惨さは凄まじいものなのは前提として、>>続きを読む
もう「パディントン2」好きの私としては何も言う事がないというか、大好きでしたね。
可愛くて優しい世界で、チョコレートの甘いおとぎ話が繰り広げらせる様は本当に夢のよう。
あと、サリー・ホーキンスが出るシ>>続きを読む
いやぁ、キツイ。
「マイエレメント」が100周年作品で良かったのでは?って感じ。
とにかく言いたい事は2つ。
1つは「願いを持つのは大事。他力本願は良くない」ってメッセージは、単にメッセージであって物>>続きを読む
思っていたより「ザ・普通」な映画だった事が逆にビックリだった。
所謂信用できない語りべ系のホラーで、新鮮だった所としては、「エクソシスト」みたいな話になってくのだが、今作ではエクソシスト側も霊に取り憑>>続きを読む
アーニャが可愛いので100点って事でも、まぁ良いんですけど。w
まぁ、良くも悪くも予告から予想した事がその通り当たってしまった映画だったなぁというのが端的な感想。
予告の段階でわかる、アーニャが拉致>>続きを読む
レンタルが来たので鑑賞。
いやぁ、良かったですね。
このテレビスペシャル感を映画館で1900円払って観るとなると首を傾げるものはあるが、作品としては面白かった。
前作「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を>>続きを読む
やりたい事は分かるし、そこに対して真摯に作っている事もわかる。
ただ面白いかと言われると「うーん」って感じ。
話っていうのな無くて、要はスーパースタービートたけしとコンビニ店員の北野武が内面的に同化>>続きを読む
なんというか、生粋のギャスパーノエ監督ファン的にどうなのかは分からないが、普通に良い映画だった。人に勧めやすいギャスパーノエ映画って感じ。(それは本当にギャスパーノエなのか...)
私の視聴歴は「ア>>続きを読む
まず絶対映画館で観る事を薦めます。
独占配信ものだから観るのに少し面倒くさいというのもあるが、「最後の決闘裁判」に引き続き暗い画面で細かいディテールを見せてくる映画なので、テレビのように環境が明るかっ>>続きを読む
訳あって亀梨和也の出ている映画には可能な限り行くという天啓を受けているため、本命を次の日にして、公開日に本作を鑑賞。
面白かったですね。
勿論、言いたいことは色々あるけれど、亀梨和也映画としてはベス>>続きを読む
映画化としては、まぁ普通という感じ。
原作通り以上でも以下でもなく、取り立てて言うことはない。結構再現したい欲望の強い映画だなぁとは思った。それが必ずしも良いとは思わないが。
大体、普通くらいを3.5>>続きを読む
なんだかんだで行くわけです。
特別興行のせいであらゆる割引がなくて1900円取られるというのに行くのです。
私はどうかしている。
〇筆者のシャニマスレベル
まず第1章の時との、私のスタンスの違いにつ>>続きを読む
むーー。難しい。
良い所はあった。
ただ、気になる所もあるという感じ。
良い所としては、予告をはるかに超えてくる悪趣味描写。冒頭の切り株にたかるカニのシーンは不意打ちの悪趣味を思いっきりくらってしま>>続きを読む
これは、凄い。
ドラマ未視聴なのだが、当時劇場で予告が衝撃的でずっと気になっていて、今回ようやく観た。
こんな体育会系の医療映画を初めて観た。
とにかく凄い所を挙げるとキリがないのだが、まずはなんと>>続きを読む
※ストーリー展開のネタバレはしませんが、こういうシーンがあるって話はしてます。ご了承下さい。
端的には、まぁ私はダメでしたね。
良い所としては、役者の頑張りと絵作りですかね。話を完全にガン無視し>>続きを読む
山崎貴をそんな系統立てて追ってるわけでもないが、彼の映画の中では多分一番面白かった。
ゴジラが暴れる姿というと、ハリウッド製の陰謀論ゴジラで十分見せられてきた気もしていたが、ここまで街の崩壊を見る事が>>続きを読む