ありがちなホラーチックなサスペンス映画。
幼少時に母親から虐待された女性は、逃げるように韓国から米国へ移住し、片田舎で養蜂業を営みながら娘と共に世間から隔絶していた生活を送っていた。
だが、娘も大学受験を受ける年頃になり、世間と切り離された生活の異常さに気が付く。
娘は大学進学を希望するが、女性は自分の母親と同じように娘を虐待するのではないかと怖れていたのだ。
そこへ韓国から叔父が母親の遺品を持って現れる。その遺品には死んだ母親の悪霊が宿っていた。
女性は悪霊に乗っ取られ、娘を監禁し自分の支配下に置こうとするが、なんとか悪霊の支配から逃れ、二人で世間との交わりのある生活を取り戻そうとするが…
立ち去る二人を見送るように悪霊の姿が映し出されてエンド。
実に恐ろしきは人の妄執かな。
