【今週のミー坊新聞:たくさん海に落ちたぞ！】
ちょっと不思議な思考の主人公のサクセス半生物語は、ややフォレスト・ガンプみを感じる。能年玲奈が（敢えてそう呼ぶ）主演していることでなんとも言えないファンタジー感が漂う。目で見た情報とこれまでの常識がアンビバレンツして脳がバグるというかなんというか。
完全な悪人は出てこないが厳しい現実もそれなりに描く。転がり込んできた幼馴染み母娘との奇妙な共同生活も、ミー坊のあずかり知らぬ事情故だが、モモコの申し訳ない気持ちをも知ってか知らずか（多分知らない）すんなり受け入れる。勝手にいなくなった事も赤提灯でお銚子つける程度には悲しいけど、キャペリンをシシャモと称して出す事の方が許せず酔い潰れるミー坊を能年玲奈が演じているこの図。これは大変心地のよい脳のバグりw。
