しろくま兄サキス

ジョン・ウィック:コンセクエンスのしろくま兄サキスのレビュー・感想・評価

3.5
【…という、ネオが凄腕殺し屋の世界線のお話だったとさ】
 だってローレンス・フィッシュバーンがモーフィアスにしか見えないんだもーん。
 それはさておき、大仰でやたら重厚なムードの撮影と演出は今回も健在。全てはこれから始まるバトルを盛り上げるためのお膳立て。よくもまぁこんなあらゆるシチュエーションのバトル考えるもんだわ。特に凱旋門広場ロータリーでの銃撃戦は息をのむ。
 全面フィーチャーのドニー"イップマン"イェン、詠春拳の使い手が刀と拳銃持ってたらもうほぼチートじゃんw。なのでハンデ設けたのかな。日本語吹き替えが大塚芳忠さん。なんかもうちょっと若い感じの声の方が良かったんじゃないかな。結末はともかくこれまでシリーズ追ってきた人にはスッキリ終われたんじゃないかなと。

 結局一番得したのはウィンストンだったんやね。