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恐怖!蛇地獄のhideharuのレビュー・感想・評価

恐怖!蛇地獄(1975年製作の映画)
1.6
2020.4.7 DVDで鑑賞。

もしかしたら子供の頃にテレビで放送されたの見たかもって思ってたけどそれは「残酷ヘビ地獄」だったかも。

DVDも販売されてるし、レンタルにも出てたのにこのレビュー数の少なさが本作の出来を表している感じもします。
75年と言えば「ジョーズ」が大ヒットしたとしなので本作も動物パニックとして製作されたのか、偶然だったのか。いずれにしろコチラは超低予算のB級映画です。

ガラガラ蛇に襲われる事件が連続して保安官の依頼で大学の爬虫類学の教授が調査するというありがちな展開で特に面白味もありません。ちなみに教授には女性カメラマンが現場撮影のために同行します。
犠牲者は何十匹もガラガラに襲われているにも関わらずそんな描写はないです。ジャケの入浴中の女性が何十匹ものヘビに襲われるシーンは過剰表現で、実際に襲われるシーンはあるものの多分ヘビは2匹くらいだったかと。

結構たくさんの人が犠牲になるのですが絵的にも地味で緊迫感もありません。せめて犠牲者の死体でも描写されれば多少は違ったかも。

事件の現場を線で結ぶとそこには軍の施設があって、まあそうなると予想通り生物兵器として研究されていた薬品を砂漠に投棄していたとか。でもそこで疑問が湧き上がるのですが事件現場を結んでなぜ軍の施設に行き着くの?ってなる。
まあB級だからいい加減なんですね。クライマックス近くでいきなりベガスに行こうってなって教授と女性カメラマンがいい感じになって、でも眼が覚めると砂漠のテントの中で寝てる、夢だったの?

終わりも適当でしたね。
我ながらよく80分も我慢したなって思いました。
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