さききち

セールス・ガールの考現学/セールス・ガールのさききちのレビュー・感想・評価

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2023年44本目

合わなかった。

作品のキーパーソンとなる女性のシーンが悉くノイズになっていて、この人物が出る度に苦痛だった。

主人公も何度も「離れる」意思を示すも、呼び止められるままダラダラと。あくまで映画は「フィクション」だとしても、心情が作品の展開ありきで動いて、現実を意識せずにはいられなかった。

そういうイマイチな引き伸ばしや、理解できない触れ合いが続くので、「最終的にこうなりました」の提示も必然性がなく、「うーん」というモヤモヤした気持ちが残った、

ところどころ入ってくるバンドのMV的歌唱演出も、妙に長くノイズ。

背中を撮影した長回しシーンの対比は良かった。

(2023年45本目は『ワイルド・スピード SKY MISSION』再鑑賞、46本目は『ワイルド・スピード ICE BREAK』再鑑賞、47本目は『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』再鑑賞、48本目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』再鑑賞)
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