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風ふたゝびのmitakosamaのレビュー・感想・評価

風ふたゝび(1952年製作の映画)
3.2
スカパーにて。原節子と池部良のメロドラマ。
原節子がバツイチの女性で大学教授の娘。
彼女に想いを寄せるようになる男が二人。
教授の生徒の青年が池部良。

ここにお金持ちの実業家が彼女を後妻に迎えようと願う。コレが山村聡。
この金持ちが凄い良識人。鼻持ちならない悪い役じゃ無いのがイイね。

バツイチで最初は大人しかったが、だんだん明るさを取り戻す原節子がオキャンで可愛い。でも着物姿での所作とかが一々綺麗なんだよな。昔の人はチャントしてる。

まぁ、普通は良識ある金持ちの中年と普通の若者となら、金持ちを選ぶのが相場だろう。(俺調べ)
だが本当に好きな若者を選び、金持ちは理解を示し最終的に応援してくれる。

池部良が劇中でいつもタバコを吸ってるなと思ったが、ラスト北海道行きの汽車に原節子が追いかけて同乗してきた時に、タバコの煙越しに現れたのは良い演出だったな。

メロドラマとしてはありきたりだが、相手役の男が事のほか善人なのが良いね。
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