このレビューはネタバレを含みます
いわゆるパニックものです。またまた、ソン・ガンホ目当て。
これは当たりです。
1)飛行機の機内という密室で、自分で研究開発したウイルスをばらまいて無差別大量殺人を行うイカれた犯人。機内のトイレにウイルスを仕込み、最初の犠牲者が倒れ……という序章
2)ソウルからハワイに向かう便だったが、アメリカ政府もそんなわけのわからない殺人ウイルスを持ち込まれても……と着陸拒否。地上の報道もスマホで観られるので機内はパニックに。犯人は死亡。
3)犯人にまつわる情報こそが解決につながると、刑事のソン・ガンホは走り回る。運悪く彼の妻は、その便の乗客。以前の勤務先である外資系製薬会社がカギだ!
と展開していきますが、機内で人が倒れていく(死んでいく)パニックと、ウイルスを持ち込むなとアメリカ、日本に上陸拒否され、さらには自国・韓国まで世論が別れるという事態になり……。
とにかく、乗り越えても乗り越えても次の試練というパニックムービーのお手本のように畳み掛けてきますし、いちいち説得力があります。