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MEMORY メモリーのkochabのネタバレレビュー・内容・結末

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

メキシコとアメリカ国境の街で活動する殺し屋が主人公。最近はアルツハイマー病に因る記憶障害で薬が手放せなくなったこともあり、そろそろ裏家業から引退を考えるも、ボスに引き留められて「最後の仕事」として引き受けた依頼。これをこなす中、子供の殺しまで入ってた。これが自ら課した「殺しのルール」に触れたので~、となっていくストーリー。子供の人身売買を追うFBI側との視点と相まって、なかなか解決されない、そして巨悪の存在が明らかになっていく、と。

基となった映画作品のハリウッド版リメイク、という事らしいですが、本映画だけしか知りませんが、筆者思うに、ストーリーだけ考えるなら、なぜ子供の殺しがNGなのか、という部分をもっと掘り下げないと、なんか主人公の動機が弱いというか、観客が感情移入しにくいよな~、と。だからかラストも見ると、「あ、そっちなんだ」と思ったり。

でも、リーアム・ニーソン、派手で大きな立ち回りこそ以前からは減ったと思いますが、ホント「生涯現役」を貫いているな~、と思って見ていました。昨今も有名アクション俳優がアルツハイマー病発症で実質映画界から引退、ともありましたが、リーアム・ニーソンも筆者としては一度くらい、今のうちに、今の歳で人情話的なところも見てみたい気はしますが、俳優本人が納得しないのかもな~、とも思ったりして。(^^ゞ
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