のこ

ザリガニの鳴くところののこのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
5.0
最後の最後で
謎を残して終わっている~⚡⚡
映画終わってから 謎解きで頭がぐるぐる~~w

湿地帯でたった一人で育った少女の生きて行く術と
彼女の初恋のストーリーですが~

自然豊かな湿地帯で育った純粋なカイヤ(デイジー・エドガー=ジョーンズ)が殺人犯にされてしまう 

暴力振るう父に耐え切れず母が去って~
兄弟姉妹たちも家を出て行き~
一番慕っていた兄ジョディーも!
何かあったらザリガニの鳴くところまで逃げるんだよ~と
母から言われたことを告げて 
6歳のカイヤと父だけの生活に!
少年テイトと少し話すようになったが~
やがて父もいなくなって 6歳のカイヤは独りぼっちに!
いつも沼地が、生き物が!カイヤの心の救いに!

それでも生きて行く術を 子供なりに考えて
父がムール貝を取っては雑貨店に持ってお金に換えていたこと お店の心やさしい黒人夫妻に助けてもらいながら
食料や生活雑貨を手に入れて
やがて学校に行く決心をする!
裸足で泥だらけのカイヤ 躊躇していると
ある男性(後の彼女の弁護士)が優しく学校へ導いてくれて~
勇気を持って行った学校は!
散々で沼地から来たと~虐めの対象に!

二度と学校には行けなくなったカイヤ!
孤独なカイヤに 少年テイトが青年になって^^
読み書きできないカイヤにABC~から教えて
図書館の本を制覇するまでに。
助け合う心 やがてときめく二人~カイヤにとって
初恋の人 テイト!
たのしい時が過ぎて やがてテイトが大学合格で
沼地から出発~独立記念日に会う約束の日~
待てど暮らせど~ 彼は現れず!

消沈したカイヤはやがて 彼女に興味を持つ
孤独感持った町の有力者の息子チェイスと出会い
結婚の約束をするが~
彼には両親が決めた婚約者がいて~
悪気はないといいながら 
カイヤを自分のいい様にしたいチェイスに
腹が立ったカイヤは~~

ストーリーはチェイスが湿地で変死体に!
カイヤに容疑が!
カイヤの痛々しい独りぼっちの子供時代を
そして初恋の相手、テイトからも裏切られて
婚約者がいながらチェイスにもいい様にされて~
可愛そうなカイヤを
どうか無実になりますようにと!
裁判の行方を祈りながら~

私の願い通りになった判決も!!
映画が終わってから
どんどん 頭の中が~~
????
もしかして~
彼女の完全犯罪では~?⚡⚡と 
振り返って 思い当たるシーンを主人に話しながら~w

横からいつも見ていた湿地が高台の上から見下ろすと
真正面に湿地の景色が見えて来る!
ただし~そこは危険な箇所があって 
修理してほしいと州に申し出ても一向に直さない現場!
カイヤはこの場所に一度も来たことがないが~
チェイスに誘われて チェイスが危ない所を確認しながら
高台へと その下は湿地!!(チェイスが倒れてたところ)

チェイスが殺される前の日にカイヤからもらったペンダントをつけていたのが 死体にはなく
犯人が持ち去った可能性が~

カイヤがもし犯人だったらなぜチェイスを殺したのか?
差別と偏見に苦しんだカイヤ 
チェイスは町の有力者の息子で両親からの束縛を嫌がり
孤独感が同じカイヤに興味が湧いたが
カイヤを自分の思う通りにさせたい心が強く
カイヤは一生~チェイスの言いなりに~
自由になれないのではと思ったのかな~

弁護士の陪審員に対して~
裁判で提示された事実だけで判断して決めてほしい
差別と偏見に基づくカイアの噂ではなくと
強く訴えた成果もあって

判決は無罪でしたが~
映画の最後に カイヤが亡くなったあとに
あるものが~

湿地にひっそり社会から離れて暮らすカイヤ
母譲りの絵のセンス そして自然の生き物の姿を
純粋な目でしっかり捉えて 
素敵な本の出版ができて
読み書き教えてくれた 初恋の相手と
裏切られても 仲直りして 白ガンのつがいのように
そうなるべくして夫婦に

カイヤの純粋な心を持て遊び 一生自分の思い通りにしたい上から目線のチェイスにカイヤは殺したいほど許せなかったのでしょうか~
読み書きできなかったカイヤがぐんぐん本読みを制覇していく 元々頭脳明晰だったのでしょう~^^

アリバイ作りも完璧で バス停から一番近いホテルに宿泊
その日の満潮干潮 足跡がつかないようにする生活習慣
湿地で生活する自然の原理を味方につけた
見事な完全犯罪のような~???
本当のことは映画では語ってませんが~
いろいろ考えられる 見て良かった面白い作品でした😊
のこ

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