のこ

コヴェナント/約束の救出ののこのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
5.0
ガイ・リッチー監督 初の社会派戦争映画に挑戦!
胸熱い作品に感動の嵐が~😊

タイトルは絆、誓い、約束~ですが
もっと深く 命がけで相手を守りたい 救いたい一心さ!
国籍 人種も超えた~崇高な思い 優しさ 思いやりが
胸いっぱいになって~
ラストはどなたでも予想付く展開ですが~
政情不安定なアフガンでの米兵と通訳との命かけの関係はとても丁寧に描かれていて、心に深く残りました😊

「ナイトクローラー」で犯罪と紙一重、悪どい主人公を見事に演じたジェイク・ギレンホールが
今作では米軍曹長ジョン・キンリー役を~
足や腕に銃弾を浴びて瀕死のキンリーを山中、手押し車で運んで助けてくれた命の恩人、通訳のアーメッド(ダール・サリム)を助けるために家を抵当に借金までして
再びアフガンの地へと~

アメリカ同時多発テロから20年~
アフガニスタン問題 長い戦争終結を願っての本作!

2018年3月のアフガニスタン~
民主政治を根付かせるために 米兵がたくさん投入され
タリバンが嫌いな現地の協力者もいて~
アフガンでは英語が通じず 2つの公用語を操る通訳が必要
戦争映画を撮りたかった監督は兵士と通訳の関係にスポットをあてて展開!

冒頭から 通訳が一人殺されて~
次の通訳に選ばれたのは4か国語を操るアーメッド(ダール・サリム)、人の指図は受けない彼ですが~
通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束
身重の妻のために米軍曹長ジョン・キンリーの指図に従って行く~

部隊はタリバンの武器や爆弾の隠し場所を突き止めますが~
大勢のタリバンの攻撃にあって~
キンリーとアーメッド以外は全員殺され
タリバンが追って来る~
銃弾浴びて、殴られて頭から血が、歩けないキンリーを
ひたすら山の中を手押し車で100キロ進み続けたアーメッド! 
キンリーの身体を気遣って
タリバン嫌いな部族から薬やお水を貰って懸命に食べ物やお水を口に運んだり~
その姿は神さまのようでした。

運よく 米軍の偵察隊に遭遇してキンリーは助けられ米国の家族のもとへ~
ところが、命を助けたアーメットは約束の渡米が叶わず タリバンからも命を狙われることに~
キンリーは寝ても覚めても~アーメットのことが心配で!

この続きは是非劇場でご覧ください。

アフガニスタンのタリバンたちの様子
通訳の役割~
迫力の戦闘シーンなど~
緊張感の連続 その中でも人との関係 命かけの世界が
素晴らしく感動的に描かれてます。
のこ

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