のこ

カラーパープルののこのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
5.0
何があろうと 魂は壊れない😊
前を進んで 生きていることを感謝しながら~

冒頭からラストまで~
力強いゴスペルの歌と迫力あるダンスに目が釘付け!
愛と勇気、そして生き抜く力をみなぎらせる!
暗い作品なのに~ 
スピルバーグが製作総指揮~この雰囲気はすぐに彼の独特のセンスとピンと来ましたね!
お洒落なレイアウトの数々~ラッパ型のスピーカー、レコードの真ん中にアワアワの浴槽が~.。o○ 
見せて 楽しませる 芸術と音楽~
音楽担当のクインシー・ジョーンズプロディースも最高!
私好みの感動作!素晴らしい作品でした😊 

カラーパープル!
太陽の光~✨
青い空 海~
紫の色も~ 
神の偉業~人間に与えた神様からの素晴らしい贈り物😊
神様を信じ、どう苦難に立ち向かって~
どこでチャンスが訪れるのか~

黒人社会での~女性の立場の低さ~
妻と言っても使用人のように奴隷のように扱われ
口答え一切許されず 暴力が飛んで来る 
自由なんて考えられない! 

主人公のセリー(ファンテイジア・バリーノ)は14歳なのに父親の子供を2度産んで
翌日にはその赤ん坊を取り上げられて離れ離れに~
セリーはどんなに苦しくても妹ネティ(ハリー・ベイリー)と励まし合い
前向きに~支え合って生きて来た!
何があっても心は一つよ!
ところが~
3人の子を持つ横暴な男(コールマン・ドミンゴ)と無理やり結婚させられ、奴隷のように働き 
この夫が妹に手を出そうとして嫌がったために~
雨の中、妹は逃げて行く~妹からの手紙は全て夫が~
最愛の妹と生き別れ状態に!
悲しみに心沈みながらも~暴力夫に懸命に尽くすセリー

ご近所に~義理の息子の妻 男性にノーと言えるパワフルな女性ソフィア(ダニエル・ブルックス)が~
ある日 町で市長の奥さんに家の手伝いさんになってほしいと声をかけられ~
気位高いソフィアは怒り狂って~ビンダ~
白人に手を出したソフィアは牢屋に!
全然食べないソフィアに食事を届けて
その優しさにソフィアは感動の涙を~

暴力夫のお世話をしながら~
ソフィアにも優しく尽くして 心が通い合う仲に😊

人生の転換期へ~
憧れのスター、シャグ・エイヴリー(タラジ・P・ヘンソン)との出会いが~
夫が結婚したかった唯一の女性シャグ~🎤
セリーの家に訪れ セリーの作った食事が気に入って
お風呂に入ってるシャグ シャグの髪をとかしながら~
いつの間にか意気投合!
この二人の歌 劇中のミュージカルシーンがまたオシャレで交互の歌のシーンが素晴らしい✨

シャグの衣装を借りてセリーも素敵なマダムになって行く
スターのシャグも切ない過去が~
牧師の父を持つシャグ お堅い家から派手な衣装で歌うシャグの存在は~
家から追い出されても ブルースがあった~♬
シャグの前向きな考え 生き方~
神の教えを子供頃から学んでいたのでしょう~
シャグのセリフ一つ一つが~御言葉でしたね!!😊
キリスト教分からない人でも~聖書触れた人も~
前々知らない人も~
セリーがシャグに神様はどうして私の赤ちゃんを取り上げたの~ 
神がしたことでなく 人がやったことでしょ~と
美しい映像シーンとシャグの言葉が心に響くかも~😊

後半の~牧師のお父さんが弾くピアノで歌うシャグ~
お父さんとの確執が解けて行く
心に響く 素敵なシーン🎤
 

そして 横暴な夫も~
自分のしてきた 過ちを悔い改める 謙虚さが~
神の赦しがあるシーンに 胸いっぱいに!!

自分が悪いと思ったことを反省して 償うことを
実践したならば~
神さまは罪をお許しになるでしょう~😊
気付くことが大事!!

ラストの笑顔 豪快な歌声~
そして 亡母が子供のセリーに教えたお裁縫が役立って
神さまを信じていたセリー 
心の内にちゃんと神さまが!  
前向きな主人公セリー 

素晴らしい作品 出会えて良かったです😊

9日の初日から一週間遅れ 劇場内わずか3人の鑑賞でしたが~
もうこれほどの作品を貸し切り状態で観れたこと~
もうラッキーラッキー!!
神さまが私と主人のために用意してくれた素晴らしい
ひと時でした😊

2024 2月16日(金)イオンモゾ(名古屋)
のこ

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