逆鱗

ザリガニの鳴くところの逆鱗のレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.5
動画配信サービスのレコメンド機能が良作に会わせてくれた

湿地帯が自然の営みを守る
そこには、環境変化が訪れないため、カイアも自然と共にあり続けた

湿地の外には、湿地の中への偏見がある
そりゃ当然で、湿地の外からは湿地の中で暮らし続ける者は得体がしれないからだ

自分中心に世の中を見れば、他責になってしまう、自分が恵まれないのは周囲のせいだと

でも、外部環境は自分の都合とは関係のないところで作られるし変わるのである

そして、現実世界には湿地帯のような防護壁は無いから、
外部環境の変化に適合したもにだけが生き残る適者生存の原理原則がある

カイアは孤独だったが、湿地帯が防護壁となり、変わらずともテイトというパートナーも得られた
この点はある意味恵まれていると感じた
逆鱗

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