このレビューはネタバレを含みます
正直、スコアつけ難い
上映時間の3/4くらいはB級映画
脚本の悪さもさることながら、
80~90年代を彷彿とさせる古くさい映像表現(もっと古いかも)、
カメラワークの悪さ、地理のおかしさ、歴史考証のおかしさ
等々数え上げればキリがない
ただ、最後の20分くらいは神
こんなの見たかったが叶ってる
各本丸から続々と刀剣男士が送り込まれて揃い踏みになるシーンは、
あそこで熱くならない審神者はいない
倶利伽羅江は来ると思ってたけど、まさかミュ石切丸さんが来るとは思わなかった
最高
もうあのラストだけでそこまでのグダグダとか陳腐な映像表現とか全部許せちゃうよね
でも、それは審神者だから
これ、普通の映画ファンからしたら、よくてB級評価しか得られないと思う
VFX舞台挨拶で誉めてたけどあんなん誉めるなって感じ
日本映画で1000カットもとるのは珍しいって言うけど、それで仕上がった作品これですか、と
ハリウッドスケールとか口が裂けても謳うな
90年代どころか7,80年代のVFXでさえもっとマシだわ
日本でだって2000年代の牙狼の方が遥かにマシ
90年代のニチアサじゃないんだから
下手したら昭和ライダーの方がまだましな特撮とってる
映画好きとして酷評してこき下ろしてる自分と、審神者としてラストで全てが帳消しって楽しんでる自分とがいて、意見が割れているんだけど
メインのストーリーはないほうがマシなレベル
主人公と三日月の絡み、1/10に削って、それ以外の刀剣男士と仮の主組の話を描いてほしかった
寧ろそっちの方が面白いって、絶対
ギャルと長谷部、官僚と長義さん、髭切膝丸と神職はとてもよい組み合わせだった
三日月宗近と女子高生、山姥切国広と被虐待児(元)とかより見所あったと思う
彼らの出会い編とか番外編で是非見たいなあ
前売りはもう一枚買ってあるので、次はオススメらしい4DXを見に行こうとは思う