【雑談】
学生時代にはまったウォン・カーウァイ作品。最初に観たのがこれだった。
ビデオやDVDで何十回と観てるのに、劇場で観られるというだけで何ヶ月も前からワクワクが止まらなかった。
しかも4Kだし、ウォン・カーウァイ自らレストアを行っているという事で期待は高まる。
U-NEXTでも配信されているがファンならば絶対劇場で観なければならないのだ。
しかも、「サツゲキ」の一番大きなスクリーンで上映というのだから最高過ぎた。
来週は「ブエノスアイレス」と「花様年華」を観に来ます。
【オリジナルとの違い（ヴレア調べ）】
私が気付いたオリジナルとの違いを書きますと、ブリジット・リンとフェイ・ウォンの台詞が一部再録したかのようにクリアな音声になっていた事。
それから、タイトルが出る時に銃弾の音みたいな効果音が付いていた。
金城武の運動場のシーンで静止画みたいになる所があった。
トニー・レオンがゆっくりコーラを飲むシーンで「夢中人」がかかる。
エンドクレジットがリニューアルされていた。
これくらいだろうか？もっとあったら教えて下さい。
※パンフレットに書いてあるかな？と思って購入したが、そのような比較等は無いし、少々内容の物足りないパンフだった。
【改めてレビュー】
この作品の魅力は王道のラブストーリーと見せかけて、登場人物が皆奇人変人のオンパレードなところじゃないかと改めて思いました（笑）
メイという名前の女にフラれたからって5/1が期限のパイン缶を一気に30個も食べる人が居ますか？
歯を磨いた後にポテトなどを食べる人が居ますか？
好きな人の部屋に忍び込み虫眼鏡でベッドを隅々まで見ますか？
石鹸やタオルやぬいぐるみに話しかけますか？
こんな変な人達でも皆美男美女だから絵になるとも言えるが、とにかく皆真剣に恋をしている事は事実なので引き込まれるんでしょうね。
それにしても、「パスワードは一万年愛す」って今の若い人達何の事か分かるのかしら？
と言っても私の時代にもポケベルはもう無かったのであまり詳しくは知らないですけど。
