ヴレア

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のヴレアのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

休みだったので朝イチ鑑賞。
宣伝ではキッドがメインみたいな感じだったので「コナンvsキッド」の総集編のやつ予習して行ったんだけど、意外とあまり重要じゃなかった。
勿論、ちゃんと活躍する場面もあり、アクションなどで魅せてはくれるんだけど、ストーリーの流れ的にキッドがメインになる事は無く、あくまで引き立て役に感じた。
というのも、お宝を狙って颯爽と現れるのはいつも通りたが、なんと失敗してコナン達に助けられるというちょっと情けない一面も見せている。コナン達に借りを作ったものだから今回はコナン達を助ける役回りに徹している。
先程、引き立て役になっていると述べたが、誰の引き立て役かと言うとそれはもう服部平次であると断言できるだろう。
もはやコナンでさえも霞むほど平次を中心に物語は展開して行く。
特に和葉とのロマンスも重要なもので、それを盛り上げる為に用意したと思しき恋敵等も登場していて、平次との真剣勝負などが繰り広げられたりするので盛り上がる事この上ない。
函館の100万ドルの夜景をバックに平次と和葉のロマンスが描かれるのは凄い贅沢だし、完全に二人だけの世界で羨ましく感じた。
函館山を始め五稜郭など函館のメインスポットが重要な謎解きに関わっているので、道民としてはワクワクしたし、とても心躍るものがあった。
聖地巡礼で函館は大変な事になるんじゃないかといらぬ心配をしてしまった。
そして、当然のように出てくる大泉洋!
彼の存在感も忘れてはならない。
結構重要な役どころを上手く演じられていました。
全体通して見ると、謎解きなどのミステリー部分はそこまで盛り上がりに欠けるというか地味な印象で、いまいちかなぁと感じましたが、函館の魅力は上手く引き出せていたので良かったかな。
ヴレア

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