キャラクターが全員犬化している謎は置いといて、宮崎アニメらしい飛行機や車や船などでのアクションが満載でお腹いっぱいだった。
手描きアニメならではの味わいが存分に感じられてとても良かった。
ホームズとワトソンのコンビが悪事を働くモリアーティ一味を成敗するというお決まりの展開で、特に名探偵らしく推理するという事はあまりなく、ひたすら体当たりでぶつかって行く単純明快さは子供でも分かりやすいだろう。
前半の2本は「ラピュタ」や「紅の豚」を彷彿とさせる内容だったし、後半のハドソン夫人の活躍は「カリオストロの城」などを思わせた。
とにかく全編に渡り爽快感が味わえたので観て良かった。
