これ実話なの?!とぶったまげる作品。
韓国の血塗られた政治の話。
韓国の大統領といえば、割と高確率で任期終了後に逮捕されたりだの、かなり香ばしいというか、平和な日本だとありえない血の気の多さを感じるが、まさにその系譜というか、韓国の常軌を逸した政治の話に度肝を抜かれた。
確かに昔世界史の教科書で読んだような気もしたのだが、教科書では2、3行くらいの話で、ここまで狂った話だったのかとは知らず、終わりの展開に仰天した。
むしろ韓国の歴史に疎い人が観た方がいい気がする。歴史がどんでん返し系と言うか、真実は物語より奇なりを目の当たりにする。
実話なら仕方ないんだろうが、後半少しテンドン的な行ったり来たりの展開になるのですごいグダるのだが、実話なら仕方ないと言うか、ぜひ最後まで見てみてほしい。
平和ボケした日本人には、ノワールだの政治だの、韓国映画はパワフルすぎますね。
私の大好きなファンジョンミンがまたカリスマ的な役をやってるが本当に適任すぎる。私も当時その場にいたなら彼の派閥に入っていたかも。全く非武闘派ですが。