ねこま

長ぐつをはいたネコと9つの命のねこまのレビュー・感想・評価

4.7
吹き替え版で鑑賞。驚くくらい面白かった…観に行ってホントに良かった!観るつもりなかったけど、ここでの評価が予想外に高かったので行ってみた。もう開始早々楽しい!可愛い!カッコいい!でガッツリ引き込まれてからそのままラストまでワクワクしっぱなし。あっという間の100分だった。フィルマークスやってて良かった!
ストーリーは王道ながらも大人にこそ響く深みがある。死生観、命の重みを問う結構重ためのテーマなんだけど、多彩なキャラクター達と豪快なアクションが暗さ、悲壮感をぶっ飛ばしてくれる。
今作品で一番感動したのは画作りのこだわりが半端じゃないこと。キャラクターや背景などよく見ると手描きのタッチを残したような独特の質感がある。プスの毛並みなどはもふもふフワフワ、だけど手描きの荒さも感じる。これはすごい、面白い!
アクションシーンも手描き、2D感を意識しててアート感が増す。アクションになると動きにメリハリをつけて、漫画の集中線みたいなエフェクトが付いたりする。観てて思わず「おお!」と声が出た。海外のアニメーション作品でこういう演出が出てくるとは思わなかったので面白かった。
吹き替え声優陣も豪華で、演技もみんな最高だった。
パンフにトリビアが載ってて、また観たくなった!
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