滝井椎野

哭悲/The Sadnessの滝井椎野のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
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これはキツかった。
グロ演出には多少抗体があると思ってはいたのだが、それを遥かに凌駕するシーンの数々に、気軽な気持ちで鑑賞したのを後悔した。
何と言っても、ただのグロではない人々の残虐性や悪意、欲望が剥き出しになった様のなんと胸糞の悪いことか……。
救いのないラストもゾンビものにはよくあるものではあるが、あの狂気に塗れた笑顔のインパクトは唯一無二のものだった。
正直二度観たいとは思えないものではあったが、良い経験になった。
暫らくは人混みにあまり近づきたくないものである……。
滝井椎野

滝井椎野