まっと

哭悲/The Sadnessのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「来てくれたのね」「気分は最高だよ、君に会えたから」のやり取りで普通にブワ〜〜泣いちゃって それでも抑えきれなかった彼氏の破壊衝動にウイルスのせいじゃなく頭が壊れる彼女にも泣いちゃって 無情な銃撃と笑顔が怖くて泣いて なんだかものすごく悲しい気持ちになって帰ってきた
「君に必要とされたから迎えに来ようと思った」が「君の体を少しずつ削ぎ落としたい」に繋がるの、人間ならありえるんだわな 君を愛してるも殺したいも当然共存しちゃうもんなんだよな でも繋がってほしくないよな どっちも本心なのが救いなのか救いじゃないのか分かんないよ〜〜🤯

残虐ゴアゴアムービーだけどとってもスマートな話運びなので、やっぱりやりたいことやるにはやりたいこと以外の部分を綺麗に掃除してあるのがいいんだな、と思った
景気が良すぎて景気が悪いゴアシーンもお気に入りがいくつかあったんですけど、なんか全部彼氏に持ってかれちゃったよ 彼の変化の決定的瞬間は映さないまま、携帯を投げ捨てたことで「ああ、もう……」と悲嘆が襲うシーンのスマートさがやばかったよ あんな、あんなさあ、あんなになってさあ、来てくれたんだね……
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