Towa

哭悲/The SadnessのTowaのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.6

“問答無用!ルール無用!!”


監督・脚本と編集まで務め、台湾でアニメーターをしていた本編が長編デビューとなるカナダ出身ロブ・ジャバズ。あるウィルス蔓延によりバーサク化した人々の地獄絵図と”純愛”を描いたパニックバイオレンスホラー作品。


✒️台北のマンション上階に住む1組の恋人同士が一室の同じベッドで目覚めた何気ない朝。ベランダに出てみるとある異変に気づく。彼はバイクで彼女を駅まで送り届けた帰り飲食店に立ち寄る。そこへ汚らしい白服で裸足のお婆さんが入店してきた。一方、彼女は地下鉄の中でセクハラにあうのだが…


ついにサブスクきたぜいッ✨
やぱ【やばい映画】はこれでしょ!
ある意味でもなんでもない!
とにかくやべえぇぇ😨


「わぁぁ、、ここまでやったか。」


今年の夏、ホラー界隈でめちゃくちゃ
話題をさらい映画館も満席だったと聞く
やっっばい台湾ホラー作品。。


ストーリーとしては本当にシンプルで
【離ればなれになったカップルの彼氏が
彼女のもとへ是が非でも助けにいく!】

パンデミックが起きた台北の街がその血で
じめぇーっとしたディストピアになっていく
…よくある話だよね、、ただちょっと違うの!



コロナ禍で制作され8ヶ月で完成させた作品
基にしたウィルスは明確にされてないけど
コロナを題材にしてると思った。

劇中ではすでに人々も”風邪のようなモノ”
“ワクチンないから家で待機するモノ”として
認識しているし、ある輩は選挙前だからと
陰謀論まで言うやつ、ウィルスの危険性を
力説する博士など多様に描かれる日常。
突然変異を繰り返しているというのに…


そうこれゾンビじゃなくってあくまでも
ウィルスに侵された”人間”なんだよね!
なので身体能力も上がらない。

そこから突如、突然変異種として狂犬病にも
似た症状となり新型ウィルスが発症しだす。
それに侵された特長としては、眼の黒目が
9割となる。ただし感染経路は不透明。

だから知性もあって性欲含む、
全ての欲望が限界突破に!
さらに凶暴化するため、その感染者が各々
”想像しうる最悪の行為”を実行する…

自尊心もあるゆえ罪悪感から涙を流しながら
その殺戮をニヤケながら楽しむ殺人鬼たちも…


「もう混沌……」


特に印象的だったのは、地下鉄の惨劇🚇
人々のリアクションがまぁーリアル過ぎて
現実にもあり得そうで本当に怖かった、、
けどそこも含む前半がピークかなぁ〜

私びっくりしたのが、今回ゴアや
エログロ描写が凄まじいんだけど
なぜかあまり耐性のない私でも観れた!
みんなが言うほど大丈夫だったみたい、、

ホラー好きにはにんまりする往年ホラーの
オマージュが数々あったりして笑ったし
観る方はそれもお楽しみに〰︎♪



……いやいやただ後半は倫理観ぶっ飛び。。

“🕺🏻💃🏻 イエーイ”と”👀””👶”
あえてここは触れませんが、あの描写が
あったからこそ話題になったなって
言っても過言ではないと思ってます!

倫理観ZERO不快感MAXのトラウマ必至😨


『最後に注意喚起』
⚠️興味本位で絶対に観ないでください…
⚠️閲覧注意じゃなく閲覧禁止!
「もう二度と観たくないッ!!」


一口メモ:
これ観る人変態です!(それ私)
Towa

Towa