タイトルの似た別作品を観るつもりで観てしまった作品。
コロナから着想を得たのだろうなというタイプの感染系のゾンビ化映画だった。
とにかく噴出する血液の量が凄まじい。
スプラッタ映画の中でも、これだけ何度も、そして大量の血液が飛び交い、流れまくるのは、なかなかない程の量だった。
脳に作用するウィルスで、恋人への愛が勝つのか、それとも結局人は脳に抵抗することはできないのか。ということが最後の山場のテーマだったのだろうかと思った。
ただ、その山場の前に出てくる研究者が、まともな人間のようで、最後の会話がなんとも気持ちの悪いものだった。
気持ちが悪いといえば、ヒロインにひたすら執着する電車で隣に乗り合わせた男性が、気持ちの悪い男性を煮詰めたようなキャラクターで、ひたすらに嫌悪感。という印象だった。
とにかく、グロテスクなシーンが多く、食前・食後には全くおすすめはできない。
