バチバチに決まった映像と音楽と可愛すぎるEO！この世にここまで修羅なロードムービーがあるんか、生ぬるさ0で痺れる…動物愛護法もラッキーアニマルも殺人も近親相姦も、EOには知ったこっちゃねえ。これからもずっと優しいカサンドラと一緒に過ごしたかっただけなのに。何かが原因で環境が変わろうとするたびに、EOの諦めのような悲しそうな瞳が映るのが辛い。心の底から素直に「人間は醜い」と思ったし、動物愛護の真の意味を考えさせられた。冒頭のサーカスもそうだし、じゃあ動物園はどうなんだろうとか、馬房で丁寧に洗われてる馬のシーンがあったけど、馬はストレスに感じてない？とか。家の猫も定期的に洗うけど、毎回大パニック、大暴れ…清潔を保つことで健康を守れると知ってるのは人間だけで、その瞬間は猫からしたら虐待だし、可哀想で申し訳なくなる。でも長生きしてほしいし…あ、これも自分のエゴか…と、どんどん深みに嵌ってしまうので、容易に答えは出せないテーマだなと改めて感じた。
突然の真正面イザベル・ユペールには驚いた。しかも夢？ってくらい一瞬だし、よく分からないパートだし、なんだったんだあれは…。
