滑り込みでやっと観られました。
被疑者と刑事の禁断の恋という題材はさほど新しくないのに、それをここまでねっとりと、でも上品に見せてくれた。
さも隣で電話しているように見せる場面や、山でのキスシーンは刑事の幻覚?などなど、カメラワークの巧みさ。
(一緒に見た友人が「映画全体が霧にかかったようだった」と表現していてなるほどと思った)
また、週末婚の刑事の妻がなんでも言葉でぐちぐち言うのに対し、中国人で言葉で全てを表現しきれない彼女という対比もよかったね、と友人。納得。
監督の前作「お嬢さん」も観てみよう。