サメが一切出てこないサメ映画!!!!タイトルに偽りなし。
なんて斬新なんだろう。
似たような作品が増え続け飽和状態のサメ映画界隈に新しい風が吹いた。
本作はサメに食われることを夢見る女の子の物語だ。
意外と哲学的かつ文学チックな作品だった。
「見た目同様に私の考えも美しく面白い。でも全ての電源を切りたい。」あまりにも主人公の自己評価が高すぎるのと延々と女性の水着姿の映像が続くので少々うんざりする。
聞けば聞くほどとんでもない人物だと気がつく。
頭は確かに良さそうだが。
こういう延々とグルグル思考の人って生きてて大変そう。
聞いてるだけで目が回る感じがした。
とんでもなくセリフが早口なので字幕追いかけるの結構大変だと思う。
自分は洋ゲーとかやってる人だからまだ読めたけど(ゲームは操作しつつ字幕読む必要あるからどうしても字幕読む速度が必要)
本当にサメに食われたいなら安全安心の海水浴場じゃなくて危険な水泳禁止エリアとか行けばいいのにね。
人に見られることに意味があるのかな?
作品として考えるともうちょっと緩急というか色々な要素欲しかったかな。
例えば途中で過去の回想が入ったり、なにか大きなアクシデントが起きたり。サメを見つけたけど逃げられたとかね。
サメ映画なのに割とサバサバとした内容。
映画ジョーズの公開でサメが大勢殺されたんだね。
全然知らんかった。
この主人公はサメ愛が強すぎるゆえにスピルバーグを牢屋に入れたがってるw
でも君の愛したサメ映画ってジャンルはこの世にスピルバーグがいなかったらそもそも誕生してなかったと思うけどなあ…
ジョーズ4って俺観たことないけどお勧めらしいので観たくなった。
「心の声のように私だけのものだ」
↑ラストに出てきたこの考え方は好き。