ろく

ゴールデンカムイのろくのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作はほぼ読んでますし、水道橋のゴールデン・カムイ展まで行ったんですけど……中途半端かなぁ。

いやアシリパの山田杏奈や白石の矢本悠馬、尾形の眞栄田なんかは良かったんだけど、なんせ主役の山崎賢人が……こんな大根だっけ。もうなんか喋るたびに冷める自分がいるんですけど。

そしてクライマックスの犬ぞり戦がしょぼい、しょぼすぎる。あれ、CG駆使してこれかいって気分の苦笑ばかり(序盤の戦闘シーンはよかったのに。杉本の日露戦争回想ね)。あれだ、最初のシーンだけ気合入れたらお金なくなっちゃったやつかーいって突っ込みます(プライベート・ライアン現象)。

あとう○こネタはもういいんだけど。今作品といいSPY×FAMILYといい一億総小学生かと思うと苦笑しか出ません。う○こで喜ぶのは小5だけなのにひたすらう○こ。これフロイト先生が見たら「日本人は成長をしていない」と突っ込みますよ(まあ原作もう○こネタなんだけどそれを何も引っ張らなくていいじゃんって気持ち止まらずです)。

ただ矢本の白石はよかった。原作同様の変態感が出ていて白石が出てくると観ていてテンションあがる自分ね。特に体すべすべですり抜けるシーン最高です。

どう見ても次回作ありきで作っているんだけど(それはそれでいいんだけどさ)どうにもその引きの演出にも少しいらっとした自分ですよ。すいませんねえ。

と言いつつ次回も観てしまう自分ね。
ろく

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