いや、期待していたより全然おもろい。
舐めてた。
公開前は衣装のテカテカさが危惧されていましたがあまり気になりませんでした。
原作は未読ですがそれが良かったのかもしれません。
ネットで流れてくる原作のコマとかを見ているとギャグ漫画よりかと思っていましたが、そんなことはなかったです。
監督がハイローの久保茂昭、アクション監督が「キングダム」の下村勇ニとアクション面に全振りしたのが良かったと思います。
ゴア描写がしっかりしているのも好印象です。
これストーリーというか設定がめちゃおもろいですね。
この史実とないまぜになった登場人物設定が良いですし、明治期の蝦夷地という日本製西部劇やるんなら最高の時代と設定です。
役者陣のハマりっぷりも素晴らしいです。
ラスボスが舘ひろしで衣装がテカテカの漫画実写映画という事で「鋼の錬金術師」の悲劇を思い出しますが、その違いはやっぱりアクションのクオリティでしょうか。
役者陣を褒めましたが主役がまたも山崎賢人というのはどうなんでしょうか。
いや、山崎賢人は素晴らしかったです。
アクションのハマりっぷりも肉体もいいのですが……
東方仗助、L、斉木楠雄、信、折木奉太郎、etc.、全部山崎賢人てどうなん?
いい役者だからスパイダーマンとバットマンとドクター・ストレンジは全部トム・ホランドで行きますと言われても困るでしょう。
最大の問題点は今作がただのプロローグというか登場人物説明だったということです。
だから評価としては星-0.5くらいにはなりました。
今作がヒットしなかったらここで終わりなんですよね。