もた福まんじゅう

ゴールデンカムイのもた福まんじゅうのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
3.5
原作コミックは一、ニ巻まで読んだ事があるけど途中で挫折してしまいその先は読んでいません。映画は大体一、ニ巻あたりの話なので、あーこの場面出てきたなぁとか、やはり印象に残っていた漫画のシーンはちゃんとやっているなと思った。
金塊探しよりも、アシリパとの道中の出来事の方が印象に残っていたので結構楽しめた。
この漫画で一番インパクトがあるのは料理とか、アイヌの狩の知識とかだったのでその辺しっかりやってくれて良かったと思う。
アイヌは元々サムライスピリッツのナコルルが大好きで、結構文化に興味があったけどここまでアイヌの文化を描いたものは無かったので作者さん凄いなあと思っていた。
山崎賢人さんは、漫画よりちょっと若々しく感じた。

追記 アクションシーンとCG、VFXに関しては、そんなにアクション映画を見てきたわけではないから偉そうな事言ってるみたいだけど、一昔前まではハリウッドどころか中国や韓国にも及ばないと言われていた技術が格段にあがって、負けずとも劣らないと言っても良いんじゃないかなと思った。
山崎賢人さんはアクション俳優として今かなり活躍されているし、ゴジラ−0.1でも、アカデミー賞はじめ、海外の賞を総なめにしているのを見ると、日本人の底力を感じて嬉しくて仕方がない。ゴジラが今回視聴覚賞を獲って事は、作品賞を獲ることよりも将来的にはとても重要な事のように感じた。
ゴールデンカムイなどに見られるように、アメリカ、韓国よりもドライに綿密に物語を構成しつつ、キャラクターにそれぞれ個性を持たせて、日本の漫画らしい情熱と互いの協力、夢を叶えていくという過程がしっかり書かれていると思っている。
あとは、演技力がもっとあがればハリウッドなど取るに足らないと思っています。