このレビューはネタバレを含みます
ロッキーは天下を取ることを母と約束して以来貧しい生まれながら強靭な肉体でのし上がってゆく。こいつ倒したらムンバイあげる、と言われKGFと呼ばれる金鉱に潜入しターゲットを殺害するまでがChapter 1。
出てくるのがヒゲ面ばかりで登場人物の識別に苦労する。カット割が細かくまるで全編予告編のようでそれはそれでどこを切り取ってもかっこいいのだけどイマイチ没入出来ず、ストーリーを解釈したりこの人誰だっけなんでこんなことになってるんだっけと考える時間を与えない。唯一ダンス・歌のシーンではぁやっとゆったり鑑賞出来るわと思う始末。最初「インド映画ってなんで歌ったり踊ったりするのか」と違和感を持っていたのに「あー早く歌ったり踊ったりの時間来ないかな」と思っている自分に気付かされる。ただロッキーは無敵なのでどんなにピンチでも絶対に大丈夫なんだという安心感はある。どうも前日譚風にも感じられる作りだったので続編に期待。
“Rocking star YASH” ってクレジットもすごいな。サラームロッキーパーイ！
