話は単純だしフラグはわかりやすすぎてチープなのになんでこんなにも引き込まれるんだろう。。
100分でテンポがいいのがまた良い。。
タイトルの意味が、ドナウや戦場となった川の後背かと思ったら、オーストリアにとってドナウの意味は大きいしそれもその通りなんだけど、「戦場」という大きな川の背後でありとても卑怯な意味だった。どうせ今までもこれからも戦争に行くこともないああゆうヤツがのらくら生き残る。
予告の演出かと思ったら本当に歪んでてびっくり
フィールドの見せ方が完全に絵画の舞台のそれだったけど、スチームパンクな色使いや光と影、これでもかと傾けるカメラ、あの斜陽の見せ方も湿度も熱気も映画ならではだった楽しい
音楽も最高だし!!
常に歪んでる背景なのに、妻の背景だけは常にまっすぐなの上手い。でもだからこそこの後うまくいくとは思えない。ペルクは陰歪の側にいるから。ああ情緒ああ情緒たまらん🤤
絶対雨月物語好きだろって死生観も霧画もたまらん。ほんと終わりしか見えない。
ソ連の収容所は実態の明瞭さがあまりないからどうしてもナチスの収容所と同じような描かれ方になってしまうというのが興味深い。収容所帰りは思想かぶれがあるって迫害は別だけど。それと同じことを君たちは20年後にやるのよ。その示唆も素晴らしい
思想は流行、ファッション、ってのが最高
啓蒙主義から1920年代までの社会の端的な表現
シェルビーカットのかわいいセヴェリンが警部だしなのにあんな扱いってのに終始ニヤニヤしてた。腰巾着のホフマンもかわいいな❤️そして成長するのよ2人とも😭
最後殴らせないで抱き合ったのほんと推せる🥲🥲アレはブロマンス。断じて恋愛ではないがブロマンス。推せる。
カーニバルロウ見よ。