脚本が、クドカン氏の『木更津キャッアイ』みたいだな、と思った。
最近のクドカン氏はあまり好きではなかったが、山下監督との相性が良いのかな、と感じた。
鑑賞後、郵便って常に1日先の誰かと会話しているようだなと感じ、なるほどだから主人公の職業が郵便局員なのか、と思った。
写真もまた然り。その人の少し前のものを届けるのだね。
人や花火は止まっているのに、音や光は妙に動いていて、その辺の整合性に『？』と思い、また主人公のハジメは1日分の記憶がないのに、同僚は普通にしていたのもちょっと『？』だが（この辺をあえて整理しないのが山下監督の良いところかもしれない）、まあその辺を大目に見ても楽しめる作品だった。
清原果耶ちゃん、番宣でTVとかで見てたら、凄い芸能界慣れしてて、あの頃の（宇宙でいちばんあかるい屋根の）ツバメちゃんはどこ行ったの？とか勝手にオタク目線で思っていたが、やはりスクリーンを通した彼女は好きな役者さんです。
