このレビューはネタバレを含みます
コミカルにちょうど良いファンタジー要素
画数をいじった1日分のお返しってのが良い塩梅(笑)
この雰囲気はなかなかに好みやと思ったら脚本クドカンやった、ちょっと意外な作風やけど笑えるポイントも多く納得。
脚本にぴったりのキャスティングもナイス!
ちっちゃいツッコミどころはあるけど全然目を瞑れる
せっかちとどんくさいとか、日焼けと写真の表情とか、ここ伏線にしてますよ〜のあえての描き方やカメラワークは機能してて良かったし、丁寧にその伏線を回収していく展開も良かった
そこをバレずに謎にできてるわけではなかったけど、そこがミソじゃないと思うし、この構成は意味がある伝え方の順序になっていたから好き
でもバス運転手が良々だったのは出てくるまで気づかんかった(笑)
名前の画数設定も皇という珍しい名前にすることで長宗我部の違和感をなくしていた上に、皇一は画数が少ないからせっかちという設定にもハメていて脚本うますぎた
あと天橋立の一の表情がどこか人形っぽい違和感も良いフリだったなあ
1テンポ早い一と遅い麗華を演出する見せ方も丁寧だったし、脇役たちも良い味出てた
半分この象徴でもあるパピコも良い小道具でした