<ラストのぶち上がりよ!>
かなり直球に差別をテーマにしていて、
トランプ政権下にこれを見るのが皮肉というか何というか。
見る前は、二部作なのに、なんでこんなに長いのかと、
ちょっと不満かつ不安に思っていたけど、
実際見てみるとそんなに長さは感じず。
オスカーのオープニングでの主演2人の歌唱が素晴らしく(特にシンシア・エリヴォ!)、あれを見てやっぱり映画館に見にいかないと!と決意。
スクールミュージカルっぽいところとか、グリンダとエルファバが
フィエロをはさんで三角関係っぽくなるところとか、
個人的にあまりのれない要素があったけど、
最後のDefying Gravityのぶち上がりが半端なく、
もろもろの不満など消し飛ばしてしまった。
アリアナ・グランデは、舞台版のクリスティン・チャノウェスにそっくり。
シンシア・エリヴォはとにかく圧倒的だった。
お気に入りボーウェン・ヤンが出ていたのもうれしかった。
公開からだいぶたっていたけど、お客さんがたくさん入っていてよかった。
大きな画面といい音響で見る価値がある映画だと思う。