Koshii

バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのKoshiiのレビュー・感想・評価

3.5
オープニングからノリノリね!

愛のあるオマージュ満点で、最高。あれ、でもMarvel?スパイダーマン?
そのゆるさも楽しい。

純血じゃないバットマン。だってこれは『バッドマン』だから。
Marvelヒーローの交雑種。

あらすじ
俳優を夢見るセドリック。おバカなCMに起用され、そのイメージは俳優とは程遠い。そんな中、彼に幸運なニュースが舞い降りた。「バットマン」の主演に抜擢されたのだ。
役作りはばっちり、これで一躍有名な俳優になれるはずだった、、、

撮影の合間、父親が病院に運ばれたと電話を受ける。急いで向かおうと、撮影用のバットモービルに乗り込むが、道中、事故を起こしてしまう。

気が付いた時、彼には記憶がなく、手掛かりは自らが纏うバットスーツのみ。
自分を本物のバットマンだと思い込んだ彼の、意味不明なヒーローごっこがはじまった!!


以下、ネタバレを含みます。















これ、ヒャッハーの俳優さんだよね。こんな役回りばっかりなのか、それでも妙に納得できる顔と演技。
多少の下ネタはあるものの、かなりマイルドで子供向けコメディーといった感じ。カートゥーンのようなコミカルさに、次第にハマっていき、ときおり見せるオマージュのセンスも悪くない。

ただ、割とやりつくされたフォーマットをなぞっているようで、今の時代のコメディーとしては物足りなさを感じる。
また、せっかくDCのパロディーなのに、Marvelの要素が強く、DCフレーバーがあまり漂ってこなかったのも残念だった。

p.s. この映画を観ている途中から、ダークナイトがめちゃくちゃ観たくなり、ダークナイトを観ながらこのレビューを書いています。
Koshii

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