オープニングからノリノリね!
愛のあるオマージュ満点で、最高。あれ、でもMarvel?スパイダーマン?
そのゆるさも楽しい。
純血じゃないバットマン。だってこれは『バッドマン』だから。
Marvelヒーローの交雑種。
あらすじ
俳優を夢見るセドリック。おバカなCMに起用され、そのイメージは俳優とは程遠い。そんな中、彼に幸運なニュースが舞い降りた。「バットマン」の主演に抜擢されたのだ。
役作りはばっちり、これで一躍有名な俳優になれるはずだった、、、
撮影の合間、父親が病院に運ばれたと電話を受ける。急いで向かおうと、撮影用のバットモービルに乗り込むが、道中、事故を起こしてしまう。
気が付いた時、彼には記憶がなく、手掛かりは自らが纏うバットスーツのみ。
自分を本物のバットマンだと思い込んだ彼の、意味不明なヒーローごっこがはじまった!!
以下、ネタバレを含みます。
これ、ヒャッハーの俳優さんだよね。こんな役回りばっかりなのか、それでも妙に納得できる顔と演技。
多少の下ネタはあるものの、かなりマイルドで子供向けコメディーといった感じ。カートゥーンのようなコミカルさに、次第にハマっていき、ときおり見せるオマージュのセンスも悪くない。
ただ、割とやりつくされたフォーマットをなぞっているようで、今の時代のコメディーとしては物足りなさを感じる。
また、せっかくDCのパロディーなのに、Marvelの要素が強く、DCフレーバーがあまり漂ってこなかったのも残念だった。
p.s. この映画を観ている途中から、ダークナイトがめちゃくちゃ観たくなり、ダークナイトを観ながらこのレビューを書いています。