ひらり

線香花火のひらりのネタバレレビュー・内容・結末

線香花火(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

中島みゆき「ファイト!」楽曲の良さ、線香花火の持つ魅力、幼馴染みに抱いてたミキの想いと思い出。
大人になって振り返った時、分かる事の大きさ。
ふるさと、ミキが帰る場所。
ここに生まれ、住んでよかったとそう思えるところ。

福岡県八女市、みやま市舞台。
黒木瞳監督ご自身の故郷で撮影。
登った山、泳いだ川、友達の家君の乗っていたバスが映し出されてると
故郷が私を育ててくれたと。
そうおっしゃる心の美しさ✨

線香花火、人の人生と同じ。
最初は蕾→牡丹→松葉→散り菊。
上映後のトークイベントで話されてた事がとても印象に残った。
蕾、パチパチ言って牡丹、華やかな大人時代の松葉、最期は散る散り菊だと。それを題材にショートムービーに仕上げるなんて素敵。

メモ📝
「わかれうた」中島みゆきの楽曲がテーマ曲として流れる線香花火と二本立て。3,8

淡い初恋、ラジオ、ラジオペンネーム(恋の赤い橋)、ラジカセ登場。
好きな子が引っ越してしまう、好きでないのに好きだとか大人になって35年ぶりの同窓会で再会するとか、今の自分を昔の私が見たらと感じる心など好き要素満載。
脚本に参加したのが井上由美子と知り納得♡

トークイベントにて、黒木瞳監督の高校時代の思い出、修学旅行にギター持ってきた子、断片の記憶から作ったと。
ロケ地探し、イメージに合う鉄道と赤い橋と巡り合う偶然。いや必然!
撮影秘話を聞けるトークショー楽しい。黒木瞳監督の美しさにうっとり
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