ひらり

雁の寺のひらりのネタバレレビュー・内容・結末

雁の寺(1962年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
原作に忠実なのか?後味の悪いカラーのラスト。
鑑賞後のなんとも言えない違和感。

小僧の名前が捨吉。名前から生い立ちを想像してしまう…
口減らしの為に預けられた寺が悪すぎる。
悪態の住職、愛人との日常を毎日見たくなくても見せられてたら何かが起こってもおかしくない。
若尾文子の妖艶なこと!

どんな環境の元で生きるかで、その人の人生が変わってしまう。
捨吉の悲しい嵯峨だ。

殺した場面を一切見せず音での描写から想像させる撮り方。
棺桶が重い重いの表現、一目会わせてと頼まれても駄目だと言う表現から、入ってるなと思わす描写が良き
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