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ファスビンダーのケレルのmarikabraunのレビュー・感想・評価

ファスビンダーのケレル(1982年製作の映画)
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J・ジュネの小説を映画化と聞けば容易に想像できるガッチガチのゲイビデオでありファスビンダーの遺作。常にムンムンなオレンジの夕焼けに包まれた舞台そこに射す青白い光もまた嘘っぽくてよい。そこでは女は疎外されるしかなく、誰もが愛する者を殺す、ある者は顔をしかめて、ある者は甘い言葉でと歌う。最近図らずもジャンヌモローづいてるな。
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