舞台は現在の沖縄。17歳にして母となるが、働かないDV旦那の為、キャバクラで働き、警察に追われ、多額の借金をしながら子供を育てるお姉様のお話。
暗いしかない！マサヤむかつく！マヂで、この俳優さんに出逢ったら1発お見舞いしそうな。（しないけど名演でした）
そこにヒーローはおらんのかーい！
こんな事が今の沖縄で起こっているのか？とがっかり。SDGsって何？どこか2、30年前の東南アジアの話かと思った。
無名の俳優さん達を起用して更にリアルさが増す。過剰に殴らない演出、DV受けても笑って当事者意識ゼロな感じ。おばぁの方言なんぞ、何言ってんのか分からない、説明も無いまま話は進む。
どこまで続くんだ、、、まだ30分もあるぞ。もうそろそろ、幸福しか訪れないでしょ、この母子。
そして「母へ」。美しい朝焼けの海、ラストシーン。この話は、後の息子ちゃんが大きくなって書いてる前提、である事を望むばかりでした。
先日見たperfect daysは東京の些細な幸せで大きな問題もなく淡々と生きるジジイの話。
コチラは沖縄のどん底で不幸しかない若者がド派手に生き抜く話。
対で上映して欲しいわ。
