すんごい刺さった。
めっちゃいい、街の上でに次いで今泉監督作品のお気に入りになりました。
妻の浮気に気づきながらもどうしていいか戸惑いの中にいる主人公が、いろんな人たちに出会って話してやがて自分の心に向き合って行くまでの話。
玉城ティナさんが素晴らしかった。こんなかわいかったのかこの人は。
稲垣ゴローさんも過去1のハマり役という気がする。本当に茂巴という人にしか見えなくなってた。
人と話すことで自分の輪郭がクッキリしてくる感覚というか、そういう繊細な部分を魅力的に見せてくれるのが好き。出会いや会話が人を救う、という普遍的なことに気づかせてくれる。普段自分で自分の気持ちって意外と気付けていないし抑え込んでるもんなんだな。
ほんと置かれてる状況も少し似てて自分にとっちゃタイムリーな悩みで、明らかになってくる主人公の人間性の部分も含めて自分には『んんんわかるっっ』て共感の嵐でした。
誰かが誰かをみてる、その事実を残す一つの形が創作なのかもしれない。
こういう生き方、愛や恋の形もある。普通じゃなくてもいいんだと勇気づけられる。
【今日の名言】
ー正直であることに
勝るものはないのだ。