ぶらぴーにょ

ザ・メニューのぶらぴーにょのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

絶海の孤島で巻き起こる自己中イカレシェフの絶望レストラン。
もう少しサスペンスよりかなと思ったが、本題に入るまでがやたらと長かった気がする。4品までのじわじわが長いのなんの!!
登場人物(客)も多いし、カメラも良く動くしで画面と字幕を追って疲れました笑。
権威主義と傲慢、無意識的にフィルターをかけてものごとを評価してしまう思考停止、知ったかぶり、おごり高ぶる批評家、提供する側奪う側。様々なメタファーが込められていた今作、素直な人が徳をするということが学べます。
11回目のディナーで何故皆殺しにしようと思ったのか?お母さんがいる意味とは?コックたちが見事なまでに洗脳されていて意思はないのか?それこそ客たちがデザートを受け入れるまでの思考の変化とは?
気持ちの深い部分に疑問が残る映画だったな~。
アニャさん、大人っぽくなったけどなんか痩せすぎじゃない???