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カラオケ行こ!のSSSのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

テンポがたるい
ひとつひとつのシーンをゆっくり丁寧にやりすぎ、、
シーンによってはもっとパッパッと進めてくれた方が見やすくて笑えるのに
なんかずっと同じような話運びのスピード感で、終始のんびりで、かったるぅってなってしまった
緩急がほしかった

聡実役にかわいい感じの見た目の子をキャスティングするなら狂児はもっと体つきががっしりしてる男臭いひとをキャスティングしてほしかった
綾野剛だと華奢すぎて似たような雰囲気のふたりが並んでてなんか違う、、ってなってしまった
でこぼこなふたりが並ぶからおもしろいのに、、

邦画としてちゃんと作りたいのか、チープな作りでやりたいのか、ちょっとどっちつかずな空気感にモヤモヤ
観終わってみて思うのは、聡実の話としてしっかり作られてたからやりたかったのは前者なんだろうと思う
けど、原作の雰囲気はどちらかというと後者だと思っていたし、予算が限られてるなかでテンポよく進めて楽しませる深夜ドラマの空気感が合ってたように思う

原作の雰囲気をそのままやるなんて難しいとは思うけど、なんかちょっとずつそうじゃないなあって思うところが多かった
けど、聡実の青春の一幕として見ると、ちゃんと組まれててそこは楽しかった

狂児の魅力がなあ、、
綾野剛自体は嫌いじゃないけど、ちょっと線が細すぎて、、狂児のキャスティングは原作の狂児に雰囲気合わせて欲しかったなあ
なんなら、10年前の北村一輝とか合ってそうって思う(出てきたときそうやんこの人やんって思っちゃったし)
ごつい人が中学生に歌教えてって言うギャップがおもしろいのに、、

まあ、テンポさえ緩急ちゃんとあれば、そこもクリアして楽しめた気がする
ほんとテンポ大事
何でもかんでも全シーン丁寧に追うな
(これは脚本が悪いんじゃなくて演出、編集の話)
SSS

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