このレビューはネタバレを含みます
「オープン・ウォーター」（2004）系のワンシチュエーション・スリラー。
鉄塔のテッペンに取り残されちゃってどーしましょってそんなとこ登るからアカンのやとしか言えず。こういう作品はひたすら恐怖体験を愉しむアトラクションと思って観るのが正解なんでしょうかね。
高所恐怖症の自分もずっと心臓バクバクしてました。
女子２人の関係性が微妙に揺らぐ感じ、色恋沙汰も交えてヒリヒリするとことか、人間ドラマ部分も思った以上にちゃんと描かれてたのは良かったかな。男性の皆様、アイシテルのサインを俺流のオリジナルなやつにしてると危機を招きますぜ。
インドア派の自分は冒険ってまるっきり興味ないけど、ああいう人たちの強靭なメンタルには憧れます。ピンチのときに「パニックになっちゃダメ。深呼吸して次の手を考えましょ」みたいな冷静さは、人としてリスペクトできる。万が一、自分が本作みたいなシチュエーションに陥ったらどうやったら早くラクになれるかって考えちゃうもんな。そですね、寝落ちで落下がいいかな。あ、ハゲタカの脚につかまってダイブしてみるのはどうだろ。若干ゆるやかに墜ちないかな。←楽観的なペシミスト（形容矛盾）
