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THE WITCH/魔女 —増殖—のおたばのレビュー・感想・評価

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)
3.8
【それも食べられるの?】

ハイスピードで展開するバイオレンスアクション映画です!

梨泰院クラスのヒロインを務めたキムダヒが主演した2018年公開「THE WITCH -魔女-」の続編となる映画
女性主人公で銃がバンバンしているバイオレンスで復讐劇っぽい作品っていう記憶が曖昧な状態で今作を観たので

冒頭から「こんな感じの映画だったっけ」ってなってしまいました。おさらいって大事ですね。

魔女1作目は最後に「転覆」とあったので2作目を「増殖」と記載。

転覆から何年か経っているのでしょうかね、少し社会情勢的なものも変わっています。
今回のメインは襲われた研究所で隔離されていた少女。自身も襲われながらも生き延び、さ迷っている中で民間の女性に身元を拾われます。

この少女、研究所を抱えている組織としてはかなり重要な人物で、組織も捜索に動き出しますが、並行して研究所を襲った「土偶」率いる第3の勢力もこの少女を狙って動き出します。

転覆をしっかり観て覚えてる方は分かると思いますが、この組織は兵器にもなりうる、人間を使った研究を行っており、その一派が関わってくるので
転覆では割と対人間のアクションが多かったんですが
増殖ではこの強化人間が文字通り増殖、むしろか弱い普通の人間は少女を助ける女性ら3人と、その女性の叔父であり因縁つけてくる地元ヤクザくらいです。

こうなってくるとバトルがアベンジャーズやジャスティスリーグみたいになってきます。
なのでそういう系のスケール感あるアクションを楽しめます!
CGのクオリティなどはハリウッドの方が良いかもしれませんが、バトルの演出というところではセンスが光ります。

また少女は社会を知らないので女性たちと出かけるシーンや、屋根で語り合うシーンなどユーモア溢れるシーンや人間関係も短い中でよく描かれていました。

個人的には転覆より楽しめた気がします。

続編やりそうなんで楽しみなんですが、転覆から増殖で5年なので、出来たら早めにプリーズ
おたば

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