このレビューはネタバレを含みます
期待した通りの無双。唯一やられた相手は冒頭の「子供」でした。子供に油断してしまう、それがマッコールさんらしい。
しかしマッコールさん、仕事早すぎです。
私は逃げないからいつでもここで待ってるぞって伏線張って、その晩に乗り込んで秒で片付けちゃうんだもの。
CIAエージェント、ダコタ・ファニングだったのね。宇宙戦争の娘ちゃんがちゃんとした女優さんになったんだね。
一作目ロシアマフィア、二作目では紛争や暗殺で私腹を肥やすCIAエージェント、今回はISなどテロ組織と繋がるカモッラ(シシリアンマフィア)、悪の組織もさらに邪悪になった。
カモッラの組織トップの弟の葬式シーンや、車爆弾の爆発、ラストのアルタモンテの美しい街の祭りのシーンと並行で進む無慈悲な殺戮の対比は、映画ゴッドファーザーへのオマージュも感じさせる。