このレビューはネタバレを含みます
前作もエグかったが、今回は更にパワーアップ。
なので、軽い気持ちでバイオレンス映画を観たい人、カップルなどにはお勧めしません。そういう人はイケメンがヤンキーになってケンカバトルするような爽やかな映画を観れば良い。
しかし鈴木亮平の役作りハンパないって。殺人、強姦、屍姦?アイスピックでこめかみ一撃、目潰し、生きたまま着火なんでもありなんだもん。
あんな役やってしまうと「役を抜く」のに時間が掛かるだろうなと逆に心配になってしまう。だってただの偏執的なサイコパス。
まっとうな将来が無い在日の半グレがヤクザに飼われファミリーに成っていく感じ、日本人よりも仁義に忠実になり逆に残虐になる様子がよく分かった。
自分もたばこをやめてもう結構経つが、皆たばこを旨そうに吸うのね。久しぶりたばこ吸いたなった。グッズ売り場で売ってたレプリカZippo意味もなく買いたなったわ。この映画の役の為にたばこ吸い始めた役者もいるよう。
気になったことを一つだけ。登場する車両の中にいくつかは、どう見ても昭和50年代のクルマというものがあった。クジラクラウンのパトカーなんて平成3年にはとっくに無かったし、フェンダーミラーの車もタクシー以外にはなかったよ。壊してもいい古い車集めるの大変だったでしょうが、もうちょっと考証は大事にして欲しい。
初日お土産で鈴木亮平さんが描いた松坂桃李というか「日岡」のイラストの葉書をいただきました。なかなかいい感じ。